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読みたい病

最近ちょっとストイックにやらなきゃダメだろってことがあって
しばらく図書館通いと読書を自粛しておりました。
(その実ちーっともストイックになりきれないの。きゃは♪)

だけど・・・
昨日娘の机で作業してたら、ついつい読みたくなっちゃって久しぶりに手にとった
こちら


モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
(1976/09)
ミヒャエル・エンデ

文庫もあるけど、ファンタジーはハードが似あうと個人的には思うのよ


まだ最初の章。笑

何度も読んだ話だけど、残念な記憶力のおかげでおぼろげにしか覚えてないから
何度も楽しめる♪
久しぶりに読む物語が目に嬉しくてしかたない。

新聞やブログや、必要な情報の書かれた読み物には日常的に接しているけれど
物語はぜんぜん違う。
物語のくれる力は、現在起こっていることについての情報のもつ力とぜんぜん違う。
いま起こってることについての情報は、それを知って危険を回避したり、
自衛策を図るためのものだとしたら
物語の力は、なにが起こってもしっかりと自分の力で対応できるだけの精神力を培ってくれるもの。
情報だけに接していると、どんどん縮こまってしまいがちだけど、
物語は自分を解放してくれる。

日々の生活のなかで、なんの破たんがないとしても
漠然とした大きな不安を抱えてしまうことがある。
ニュースのひとつひとつが重く暗い、今のような時代は特に。
逃れられない網に捉えられたような気持になって、明日になるのが怖くなるようなことがある。

最近、私の中でそんな状況だったのだけど、
そんなときにふと目に留まる本棚の本を開くと、
そこにまさに今自分が必要としている珠玉の言葉が載っていたりする。
そうしてもう亡くなってしまった作者の、昔の言葉に
生きる力をもらう。

昨日もありました。まだ最初の章なんだけど!


道路掃除夫をやっているモモの親友ベッポの言葉。

「とっても長い道路を受け持つことがよくあるんだ。おっそろしく長くて、これじゃとてもやりきれない、こう思ってしまう。
そこでせかせかと働きだす。ときどき目をあげてみるんだが、いつ見てものこりの道路はちっともへっていない。
だからもっとすごいいきおいで働きまくる。心配でたまらないんだ。そしてしまいには息が切れて、動けなくなってしまう。こういうやりかたは、いかんのだ。
いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わかるかな?つぎの一歩のことだけ、つぎの一呼吸のことだけ、つぎのひとはきのことだけ考えるんだ。いつもただつぎのことだけをな。
するとたのしくなってくる。これがだいじなんだな。たのしければ、仕事がうまくはかどる。こういうふうにやらにゃあだめなんだ。
ひょっと気がついたときには、一歩一歩すすんできた道路がぜんぶ終わっとる。どうやってやりとげたかは、じぶんでもわからん。
これがだいじなんだ。」



生きていくのがふっと軽くなるような言葉。
ふりがなもふってあるし、娘に読ませたいなあ~と思うのだけど、
こういうのあんまり好きじゃないそうで、ぜんぜん読んでくれない。読まず嫌い。
絵がかわいくないからとか、そういう理由。
親が勧めるから読みたくない、ってのもあるのかもね。笑


うちにはこれもあるんだけどなあ・・・。

はてしない物語はてしない物語
(1982/06/07)
ミヒャエル・エンデ

これを買うなら絶対ハードカバー!





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*Comment

 

私もここのところ、好きです!
他にも、時間の花が咲くところの描写が美しくて、涙が出ました。初めて読んだ、若かりし頃のことですが。
私ももう一度、読んでみたくなりました。
  • posted by あんず 
  • URL 
  • 2010.06/07 00:35分 
  • [Edit]

Re: タイトルなし 

>あんずさん

すごーい、ワカカリシ頃に読んでそれをずっと覚えてるなんて。←そこ?

大人になって読むとまた格別な味わいのあるお話ですね。
これ日本人に向けて書かれたんじゃないかしら?ってくらい
「忙しがり」な日本人にぴったり。
何十年たっても色あせないどころか、
メッセージの持つ意味がどんどん重くなってきてるようなこの本。
このことを、エンデ氏は喜んでいるのか、嘆いているのか、
ちょっと知りたくなります。

昔読んだ本を読み返すって、また新たな発見があっていいもんですね。
  • posted by ゆう 
  • URL 
  • 2010.06/08 15:01分 
  • [Edit]

 

私もワカカリシコロ、エンデが好きでさぁ、
お父さんのエドガー・エンデの絵画展にまで
行っちゃった。
うちの息子に今、モモをおすすめしてるんだけど
奴もちっとも読まないんだよねぇ。
はてしない物語(もちろんハードカバー)も持ってるよ~。
映画はいまだに見たことないし。(笑)

ベッポのセリフ、ああ、そういえばそんなのあったなぁ、って
なんとなく思い出した。いい言葉だよね。
ほんとにそうだよね。この年になって、改めて、ほんと
そうだなぁ、って思うなぁ。
私ももう一回読もうかな…。
  • posted by reipyon 
  • URL 
  • 2010.06/09 23:31分 
  • [Edit]

Re: タイトルなし 

>reipyonさん

へえ~。お父さんって画家だったのね。

きっと読んでほしい本は、親が勧めないほうがいいんだよ。笑
これすっごく面白いから子供は絶対読んじゃだめ!とか言っとくと
読むのかも。。。
私も、子供のころから持ってる本を何冊か娘にあげたんだけど
全く読まないよ。まあいいけどさ。
息子はそこらへん単純だから読んでくれるかも。
今はまだひらがなを追うのが精一杯ですが・・・

映画はネバーエンディングストーリーを見てひどくがっかりしましたね~
ありゃひどすぎる・・・
モモは怖くて見てない。
ジブリとかで映画化してくれないかな。
あー、でも映画化はもういいや。笑

モモ面白いよ。
ああいう真理が書かれた本は古くならないから
すっかりおとなになっちまった今読むと、また新鮮かも。
  • posted by ゆう 
  • URL 
  • 2010.06/11 16:11分 
  • [Edit]

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