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緊縛 小川内初枝

緊縛緊縛
(2002/10)
小川内 初枝

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心も体も縛られることを強く欲しながら、二人の男との曖昧な情事を淡々と続ける美緒、32歳。彼女の心が向かう先には…。第18回太宰治賞受賞。



初めての作家さん。
実は”太宰治賞受賞”のことばに惹かれました。ぬはは~。

私はだいたい否定から入る性悪なので、これも斜め読みしていたのだけれど
そんなに奇をてらった話でもなく、じめっとした物語のわりになぜか入り込みやすく
するすると読めてしまった。

男運がなく、親との折り合いもそれなりに悪く、32歳独身でワーキングプア、
不倫しかもW交際を続けている女。恵まれた人生とは言えないけれど、
この主人公には執念とか粘着性とか甘え、ひがんだり不遇を逆恨みすることもせず
自分の境遇を淡々と受け入れている。
だから嫌悪感を抱かずに読めたのかもしれない。

しかしこの女性は結局自分のことしか興味がないのかい。
周りの人間のことを知りたがらなすぎるのだ。
周りの人間を自分の中に受け入れようとしないで、孤独だ孤独だというのってどうなのさ。


でもこういう小説を読んでいていつも思うけれど、誰か親しい人の今の状況を知っていると
いうことが、親しさの度合いを表わすという発想は非常に幼稚なのだな。
その人との関係は結局、その人との直接のやりとりの中でしか成り立たないもの。
自分が相手に直接対峙して受けた印象、それがその人そのものなのだという考えは
必要なのかもしれない。

途中、同じような話の繰り返しのようで若干眠くなったけれどもラストの急展開はびっくりでした。
読後感はラストのおかげであまりよくない。


それにしても・・・・



この小説のレビューを見ようと”緊縛”でググったらものすごいいろんなもんが出てきた。
アマゾン商品検索もまたしかり。
みんなあけっぴろげに縛られすぎだよ!
大丈夫か、この国。
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