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最後の年賀状

今年の年越し帰省は、なかなか波乱万丈な10日間だった。

つく前日に、長年の友人の子供が3週間早く生まれ、
私に会うために早く生まれてきたのよね♪とさっそく抱っこしに行ったのが帰省の翌日。
そのまた翌日の昼に、共に小3の娘とおいっこは原因不明の吐き気に見舞われ
おかげで私は美容院に行きそびれ、
結局、病が癒えぬまま年越した。(原因不明って、病院行ってないだけだけどね)

私はついて早々に奥歯の詰め物がはがれ、ついで口内炎が膨らみ、
まあそんな口害にもめげず、食べまくったおかげで正月やせは免れ
勢いあまって正月太り・・・これは例年通りか。

また帰り際には、実家のとある重要な故障を発見。
これは対処するのにしばらく長引きそうな予感が。

とはいえ嫌なことばかりではなく、さまざまな場所に出かけたし
にぎやかで腹筋鍛えられるほど笑うことも多々あった、いつものお正月でもあった。


そんななかなんたって一番の出来事。
それはまさに1月1日の朝、元旦の出来事でした。
あんまり新年らしくない記事なので、閉じておきます。

元旦は昨日からの雪がところどころに残っていて厳しい寒さ。
午前中にみんなで近所の神社に初詣に行った。
おみくじを引いて、例年通りおみくじは結ばずに財布に入れて持ち帰り(ときどき読み返すのが楽しい)
その神社には獅子舞がいたので、頭をかまれ、写真を撮り、
帰宅後は家族みんなでトランプ大会。
いろいろやって大笑いして、夕方になって、さあ晩御飯のしたくを始めるか、
というときに鳴った一本の電話。

大阪に住む父の長兄が亡くなったとの知らせでした。

元旦の8時半に息を引き取ったとか。
長患いをしていたことも、ホスピスに入っていたことも、父はつい先日知らされ
見舞いに行こうとしていた矢先の出来事。

遠くに住んでいたので、ほとんど子供のころの盆正月に会ったという印象しかない。
小学校の校長を長年勤めたという職歴がそのまま顔をつくったというような人で
思いだすのはにこにこと温かで優しげな笑顔とおおらかにゆっくりと話す大阪弁。

この伯父が実は自分の子供にはすこぶる厳しい教育パパで
実子に「子供のころ父には叱られた記憶しかない」と言わしめてしまうほどの
人だったとは葬式のエピソードで初めて知った。
しかし息子たちが無事に志望大学に合格したあとは
人が変わったようにおだやかで優しくて話せる父親になったとか。

伯父の遺志により私たち甥姪は葬式に列席せず弔電のみの参加となった。
数年前に祖父の葬式で伯父に会ったのが最後となった。

葬儀から帰ってきた両親の話を聞くにつれ、私の記憶の残る父の親戚の生き生きとした姿は
もしかしたら人生で一番活力のある時期の姿だったんじゃないかと思えてくる。
小学生の時の記憶だから、ちょうど親世代が今の私とおなじくらいの年齢の頃。

父は5人兄弟で、木造平屋の古くて小さな家に兄弟とそれぞれの家族が一斉に会する正月は
いつも圧巻だった。
祖母はずっと台所仕事をしており、
狭いこたつを囲んで、祖父母やおじおばが談笑している姿を横目にいとこ同士でひそひそと遊んでいた。
笑い声がひときわ大きくていつも明るかった叔父は、いま病を得て寝たきり状態だという。
いとこには結婚も未婚もバツイチもいて、また音信不通のものも。

すでに父の両親は亡く、その家も今は取り壊されアパートになっている。
今回葬式の席で「親の次は兄弟なんやね」と言った叔母の言葉が印象的だったと父は言った。

正月やのにすみません、と長兄の妻である伯母は葬式で謝ったという。
朝に亡くなりながら夕方に連絡してきたのは、バタバタしていたからなのか
こちらに気を使ってくれたのか。

人の生き死に、正月もなにも関係ないのだということをつきつけられて
その夜はさまざまなことを考えて眠れなかった。

自宅に戻ってきたら、亡くなった伯父からの年賀状が来ていた。
最後まで気の行きとどいた人だった。

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*Comment

最後まで。 

みんなに気を遣う叔父様だったんですね。

自分の子供達が成長するのって
とても嬉しいことなんだけど
それって、同時に自分も親も親戚も
年を重ねていくって現実。
その先には、やはり「死」という
悲しい現実が待っているわけでね。

ひとつひとつ受け止めながら生きていくんだよね。


叔父様のご冥福をお祈り致します。
  • posted by みち♪ 
  • URL 
  • 2010.01/08 09:24分 
  • [Edit]

みちさん 

なんだか新年早々湿っぽい記事でごめんなさい!
でもきちんとお正月をさせてもらえたので、伯父にも感謝しています。

年を重ねていくというのが現実的にどういうことなのか
どういう現実に直面していくのか、というのを
リアルに感じた出来事でした。
でも、人の亡くなり方にその人の生きざまが見えるというのは本当かもしれないなあ、と。
病に苦しめられたけれど、最後はとても穏やかだったそうです。

ありがとうございます。
  • posted by ゆう 
  • URL 
  • 2010.01/08 10:13分 
  • [Edit]

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