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グッド・バイ 太宰治

グッドバイが気になって仕方がない。
ネットで読めるというサイトに行ってみたけど、横書きで小説を追うのに挫折。
ブログとかはいいんだけど、小説みたいな入り組んだ文章を横書きで読むのはムリです。世代的に。←世代ゆーな
結局ア○ゾンで買うのも待ち切れず、あと30分でチビが帰ってくるという時間から
買いに走ってしまいました。
めったに出ないこの行動力。自分で自分をほめてあげたい。

グッド・バイ (新潮文庫)グッド・バイ (新潮文庫)
(1972/07)
太宰 治

活字が大きくてふりがなもあって、読みやすくなってます


短い話だと思っていたら、文庫本を手にしてみると裕に1センチはある分厚さ。
こんな長い話だったのね、と思ったら、晩年3年間の作品をいろいろと詰め込んだ1冊らしい。
グッド・バイは朝日の新聞小説だったらしい。13回分しか書かずに自殺してしまったので
本当に短い作品になってしまっています。



「生れて、すみません」

という言葉が有名だったり、何度も自殺未遂したり、あのうつむいた写真だったり
人間失格、という読んだことのない人さえ凹ませるような、非常に暗いタイトルの小説を出したり、
なにかとネガティブなイメージの強い太宰だけど、
ネガティブなだけな人だったらこんなに人の心をとらえ続けられないと思うのです。
彼の作品は、代表的なものしか読んでいないのだけど
イメージとは違う、思いのほか明るくさばけたパワーがある。
人間の真実を、底の底まで突き詰めて考えてしまった男の、それでも上にあがろうとする力強さが
現代にいたっても、人を引き付け続けるんじゃないのかな。

津軽 (新潮文庫)津軽 (新潮文庫)
(1951/08)
太宰 治

商品詳細を見る

津軽に旅行する前に読んだ、明るいほうの太宰さん。好きな小説です。



さて、グッドバイの簡単な感想など。
ネタバレしてもいい方だけ覗いてね。



なんせ、未完なんですよ。
だからねー。今まで触手が伸びなかったのはこの未完っていうのが
ニエキラナイ!思いをふつふつとさせてしまいそうで読まなかったんだけど、やはり。
ああ、続きが気になる・・・。
面白そうな小説なんです。


十人の愛人を作って、どうにもこうにも首が回らなくなった田島は、いっそのこと全部いっぺんに別れて田舎から妻子を呼び寄せて静かに暮らそうと決意する。だが、そんな簡単に皆と一時にグッドバイとなるものか…。考えた結果、普段は男のようにあさましくしかも汚いが、実は絶世の美女・キヌ子に妻役を演じてもらい、それぞれの愛人のところを一緒に回るという作戦にのりだすのだが。


BUNGO日本文学シネマからのコピペです。→


たぶんドラマでは、”怪力編”までの再現かな。
みなさんが(主に私が)期待していたそっち関係のシーンとか(どっち?)
死んでしまうとか、そういうシリアスなものはなさそうです。辛気臭くなくってよかったー!笑

すごい美人。醜くてすごい女なら、電車の停留場の一区間を歩く度ごとに、三十人くらいは発見できるがすごいほど美しい、という女は、伝説以外に存在しているものかどうか、疑わしい。
(中略)
ダンスホール。喫茶店。待合。いない、いない。醜くてすごいものばかり。



婦人ナントカ協会に見つかったら、んま!と血相を変えられそうな、ちゃめっけのある文章がそこかしこに。


この、絶世の美女キヌ子役が水川さんなんだろうけれど、もう、ぜったいぴったりな役どころ。
すごくキレイなのにサバけてて、部屋が汚くて、勝気で、男勝りで。
そしてその水川さんにやられてばっかりのヤサ男がまさよし。
しかも、(あえて)”けん玉”の篠原監督。
コメディでしょうね。あーこれぜったい面白いと思う・・・。早く見たいー。
がぜん楽しみになってきた♪



主人公の男は三四歳の編集者。名前が、田島周二。タジマシュウジ。
太宰治の本名は、津島修治。ツシマシュウジ。
やはりこれ、太宰本人のことなんでしょうね。私小説だったんでしょうね。
十人の愛人、というからあと九人ぶんのエピソードがあったはず。
ああ、やっぱり私は完成品が好き。

今年生誕一〇〇年だった太宰治。
生きてたら、この平成の世を見て、なにをどう書くのかな。
世の中がどう変わろうと、人間の本質を書きつくしてしまって、もう書くことない、かな?

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*Comment

 

ゆうさん!

私は明日本屋に行くのが待ちきれず、目をちかちかさせながら、今、ネット小説よみました。。。
おもしろ~い!

シリアス太宰を想像していたのに、も~めちゃめちゃ楽しみになってきた~!殴られるやさ男まさよし!くぅーーーいいね!ほんと、けん玉路線だね~!早く見たい!

でも、「走れメロス」でもよかった!原始人みたいな服着て、ひたすら友情の為に走るまさよし!なんでやねん!
  • posted by ぴょん 
  • URL 
  • 2009.12/14 21:56分 
  • [Edit]

ぴょんさん 

全速力で走るのは・・・デコが(以下自粛)
また、なぎ倒されそうですね~
なぎ倒されるのが似合いますね~笑

今の雰囲気にすごく合ってる役かも。
母性本能をくすぐって本人の意思に反してすごくモテルというところとか。笑
彼、ブルースマンだし、この男性の微妙なかっこわるさ、上手に出せそうな気がするなぁ。
どうせ手に汗握りながら見ることになるんでしょうが、楽しみです。
  • posted by ゆう 
  • URL 
  • 2009.12/15 12:09分 
  • [Edit]

 

えー!?昨日のうちに買いに行ってもう読んだんですか?
早い!
私なんて昨日の夜にやっと公式で知って、読むか読むまいかと悩んでます(^^ゞ
ゆうさんの感想見てたら読みたくなってきた(^o^)
ドラマも楽しみなんだけど、やっぱりどうしても「おかんの気持ち」になってしまう(笑)
あしたの喜多さんのチョイ役だけでもあんなにドキドキしたのに(笑)
  • posted by ちょこ 
  • URL 
  • 2009.12/16 00:08分 
  • [Edit]

ちょこさん 

もう読みました?^^
ネットにあがってる写真見て、小説読むとだいたいなんとなく
頭の中で映像化できてしまうので、読む読まないはご自由に~。
自称マテルオンナなんだけど、今回は全然待てなかったなあーなんでだろう・・・
この文庫本、やはりどれも読みごたえあります。太宰、面白い。

おかんの気持ちは、どーせどこまで言ってもそうなので(笑)
手に汗握りつつも嬉しく見たいと思います♪
  • posted by ゆう 
  • URL 
  • 2009.12/18 22:39分 
  • [Edit]

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