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オリンピックの身代金

オリンピックの身代金オリンピックの身代金
(2008/11/28)
奥田 英朗

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昭和39年夏、オリンピック開催に沸きかえる東京で警察を狙った爆発事件が発生した。しかし、そのことが国民に伝わることはなかった。これは一人の若者が国に挑んだ反逆の狼煙だった。著者渾身のサスペンス大作!



奥田英朗さんといえば現在、朝日の朝刊に小説を書いている。
これが面白くて、私生まれて初めて最初からずっと新聞小説挫折しないで読んでます。
あの、川上弘美さんのも挫折しちゃったけどこの人のは読めてる。
いまじゃ話も佳境で、小説欄から探すぐらい。
どんだけYやMが勧誘に来ても今は変えられない。小説読んでる最中なんで!って言って断れる。
新聞小説って大切なんだわーって初めて思った。


というわけでこの人の本はあらかた読んだのだけど、その中でもすごくよくできた話だと思う。
主人公を特に定めずに、複数の人の目から時間をバラバラにしてひとつの事象を
見ていく、という、彼がよく使う手法で書かれた一冊。

これは国を揚げて東京オリンピックに向けて盛り上がってたころの話。
今も、ちょっとクレイジーなくらいに東京に再びオリンピックを!!と叫んでる某氏がいますよね。
こないだは最終選考に残ったってニュースになってましたっけ。
そんなニュースもすぐにしぼんでしまったね。

その彼と、都民ひいては国民との温度差を肌で感じる今では
このころの一種クレイジーな空気はわからないなーと思いつつ、
日本という国の体質とか、資本主義のあり方なんていう深い部分にまで切り込んでくるので
話の展開の速さ、面白さも相まって久しぶりに睡眠時間を削って読んだ。

でもこの読後感の悪さよ・・・。いろいろ考えてしまいました。

ただ、ほんと面白かったです。


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