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神様2011

神様 2011神様 2011
(2011/09/21)
川上 弘美

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神様っていうのは川上弘美さんの処女作にして作家デビューのきっかけになったお話。

今回は、その話をベースに、「あのこと」と表現される原発事故のあとの生活を描いた話。
去年の3月に書かれています。

「神様」と同じようにくまとピクニックに行くんだけど、
そこかしこにベクレルだの半減期だの防護服だの、ひやりとする言葉が出てきます。
日常の中にそういう言葉がさらりと出てくるのがとてもシュール、だけどこれが現実。

自分の作品をパロディにしたという意味で
小説版「ずっとウソだったんだぜ」とでもいえるんではないでしょうか。

解説に川上氏が書いていた言葉、

「震災以降ずっと怒っています。(中略)この怒りはもちろん最終的に自分に向かっています。
こんな日本にしてしまったのはほかならぬ私たち日本人なのですから」

というような言葉(すみません原本がもう手元になくて不正確です)
さすがだなあと。私もまったく同感です。
誰かを責めるわけじゃない、そういう問題にたいして目をつぶってきてしまった自分たちを
まずは非難し、もう目を背けることをしないと態度を改めることがまず大切なのかも。


今日のあさイチではガレキの広域処理について。
ああいう問題は、反対派のほうが賛成派より「強く」意見を言うから
クレームと同じ原理で、数ではなく声の大きいほうの意見が勝ってしまうってことありますね。
賛成!ぜひうちに!とまではいかなくても、別にいいよ、って人、けっこういるような気がするけどな。


数えきれない思い出の詰まった、今まで生きてきた生活の財産を「ガレキ」と一言で片づけられ、
それでもそれをどかさないと新しく歩き始められないからいろいろ検査に検査を重ね、
身を切るような思いで処分をお願いしてるのに
遠くの住民にあんなふうに退けられると自分たちを否定されてるように思えてしまわないかな。
もちろんあそこにもたくさんの「別にいいじゃん」って人もいると思うんですよ。
ただあれだけが取り上げらえてしまうとね。極端な意見が勝ってしまうっていう現状は
なんだかコワイです。

絆だの日本をひとつにだの、ウソじゃないの。
それこそぜんぶウソだったんじゃないの。
被災地の人たちは幾重にも傷ついてしまうんじゃないかなと心配です。
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*Comment

はじめまして 

ゆうさん、はじめまして。
以前から読ませていただいております、リカと申します。山崎さんと長澤くんのファンです!
ゆうさんの文章が好きで、本当に楽しませてもらっています。


私は、ガレキ受け入れ反対を声高に叫ぶひとたちをテレビで見ては、嫌悪感・怒りを抱いていました。
『絆』とか『ひとつになろう』とかは上辺だけで、結局自分だけがよければいいんだなぁ、と思っていました。
でも、今は少し考えが変わりました。
ぜひ、『ガレキ受け入れが東北復興のためになるって思ってませんか』で検索してみて下さい。
どの情報も、何がどこまで本当なのか?見極めるのが本当に難しく、私もまだ自分の意見は定まりませんが・・・・・・。
メディアって偏っているな、とあさイチを見て改めて思いました。
あさイチを見てのツイート(反対派中心)がまとめられたものです。
http://togetter.com/li/311092
賛成するにしても、反対するにしても、こちらも読んで損はないと思います。

自分が住む場所さえ良ければいいと思って、反対している人も確かにいるのだろうし
被災地のことを思っているからこそ、反対している人もいるのだろうと思っています。

すでにご存知のことばかりでしたら、余計なことを書いてしまいました。スルーしてくださいね。

このコメントで不愉快な思いをされたら申し訳ありません。遠慮なく削除して下さって結構です。
初コメなのに長々とすみませんでした。
  • posted by リカ 
  • URL 
  • 2012.05/29 22:41分 
  • [Edit]

リカさん 

リカさんはじめまして。コメントありがとうございます♪

リカさんに紹介していただいたツイッターやブログ、読ませていただきました。
知らなかったので参考になりました。ありがとうございます^^

反対する人たちには、風評を恐れて経済的なのっぴきならぬ理由から反対する人も
いるのはわかります。
メディアの偏りもありますよね。

ただ、ネットも偏ってるというのもあるかなと・・・というか
もちろんこのブログを含めて、大なり小なり、人が発信するものって
「偏っている」んじゃないかなと思います。
だからひとつの情報を考えるとき、なるべくいろんな人の発信した情報を見るようには心がけてるつもりですが
どうしても、ネットとかだと特に、
無意識のうちに自分の見たいものに引きずられる傾向があるかなーと思います。
見たいものっていうのは気分をラクにしてくれるものではなく、
むしろ不安を増幅させるものとか、そういうものにネットは特にひきずられやすいんじゃないかな、なんて
実感してます。

だからこれだけ進んだ情報化社会に生きるには、
相当情報を見抜く力をつけなきゃいけないんでしょうね。
言葉って強くて、断言されていると信じてしまいがちなので難しいけど
気を付けないと、安易に強い意見に流されていってしまうんだろうと思います。


ガレキのことについては、単純に、
ほんとうに小数点以下の数値が人間に有害なんだろうか・・・、という疑問があるんです。
それについてはあの事故以降極端から極端までいろんなもんを読んで
自分なりににわか勉強したんだけど、
本当に、人類が今まで誰も経験したことのない事態なのだろうか。
発がん性を言うなら、少なくともわかってる範囲では、たばこのほうがはるかに有害なのに
たばこを吸う人に対してもあの人たちはシュプレヒコールを上げるんだろうか。
ラドン温泉はどうして人を元気にするのに微量の放射能は恐ろしいと言われているのか。
なんて、単純な疑問は解消されないまま。

どうも日本人の潔癖なところが悪く響いて、過剰反応してるような気がしてしまうんですよね。
あんまり支持されない意見でしょうケド(^^;)

それと反対派が気になるのはとにかく反対!なだけで
では具体的に困っているものをどうしていったらいいのか、という代替案が聞かれないことです。
不勉強で、代替案の提案を知らないだけかもしれないけど
早急に片づけなきゃいけないものをどうするか、というのを
賛成や反対につくだけじゃなくてみんなで知恵を絞り合っていければ理想ですよね。

長くなりました。
コメントしにくかったでしょうに、ご意見くださってうれしかったです。
またお気軽にコメくださいネ!
  • posted by ゆう 
  • URL 
  • 2012.05/31 09:45分 
  • [Edit]

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