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理不尽を学ぶ

ちょっと前の新聞のコラムで、印象に残った記事があった。

最近の若者(新卒)は、業務命令に対して必ずといっていいほど「理由」を聞く。

「なぜ、○○をしなくてはいけないんですか?」

理由を説明してやるとちゃんとやるのだけど、、、自分が納得するまで動かない。
何様だ!と叱るとすぐ辞めてしまうのでそうそう叱れない。んだそうな。

それはきっと幼いころから、必ず理由を持って指示されてきたからではないか?

「外は寒いから、ジャンパー着なさい」とか
「みんなが迷惑するから、騒いではいけません」とか。

当たり前にやってることだけど、常に理由をつけて指示されていると
理由がないと動けない人間になってしまうのではないか、というようなことが
もっともっと説得力のある論旨で書いてあった。笑


うちの子たちにも、いつも理由をつけて叱ったり指示したりしている。

子どもってけっこう理屈を通すと納得も早いし、
だって、納得したら動くの早いでしょ?
それに、子どもだからってバカにせずちゃんと理由を説明してやることが「正しい」と思ってた。

でも新聞は言う。

昔は違った。
父親や先生のいうことは絶対で、理屈抜きに「○○しなさい」と言われれば、それが
どれだけ理不尽に思えても逆らわずするしかなかった。
他人に比べて不公平だなあ、と思っても、とにかく従うしかなかった。

親は決してものわかりのよい、話の分かる人間ではなかった。
最近はものわかりのよい親が多すぎる。


なにが問題なのか。

それは、社会に出た時の耐性が身につかなくなるかもしれない、ということだと思う。
ものわかりがよく、子どもの気持ちに寄り添う大人ばかりに囲まれて育っていると、
実際社会に出て働いたときに、理不尽に出会った時すぐにスポイルしてしまわないか、ということ。

社会は矛盾と理不尽にあふれかえってますよね。
正論は鼻であしらわれるし、人に指示ばっかりして自分は昼寝してる上司だとか
上司の指示で資料作ったのにそれが会議で否定されると私が責められるとか
なんてのは序の口で、もっともっとここに書けないようなこと・・・あった気がする←実話
客商売だともっともっと、イヤになっちゃうような理不尽要求たくさんされたりする。
それでもなんとかやっていけるのはそうじゃない立派な人たちも少なからずいるからで。

でも、そういうドロドロしたもんで成り立ってるのが社会だとも思うんです。
ドロドロしたもんは浄化していかなきゃいけないけど、
そのためには、まずはそのドロドロしたもんへの耐性が必要。

もし一生懸命育て上げてやっと自立させた自分の子が
会社に入った途端、世の中の理不尽にぶちあたり「もう仕事やめた」となってしまったら
大変なことだと思うのです。

そしてその原因が、自分の子どもに、理屈つけて「○○は、××だからやっちゃダメなんだよ」だの
「○○をがんばれたから、▲▲しようね」だのと言うことが実は
子どもの我慢の耐性をそいでることになってたというなら、オソロシイなあ、
あんまり物わかりのいい親にならんとこ、と思った。


先日、個人面談があった。
先生にも「当たり外れ」があり、母親同士が顔を合わせれば、そういう話題でもちきりになる。
息子の担任が妊娠してこの秋産休に入り、代わりに臨時の先生が来た。
若い男の先生で、ちょっと厳しい。
話を聞いてると、かなり厳しいとウワサになってるらしい。
たしかに小学2年にそこまで求めるのか?ちょっと軍隊みたいだなあ、かわいそうだなあ、と暗い気持ちになった。

でも一方で、先生こそ、理不尽を教えてくれるよい存在かもなあ、なんてことも思う。
他のクラスでは禁止されてないことをそのクラスだから強要される。
理屈はついてるけど「なんかちょっとヘン」と思う子もいるだろう。
でも「ちょっとヘンだけど従わなきゃいけないんだなあ」という日々を過ごすうちに
先生が変わって、ルールも変わる。
そこでやっぱり「あれはヘンだったよなあ」とか思う。
反面教師という言葉もあるけれど、反面でも教えられたらそれは立派な教師なんじゃないかな・・・。

理不尽への耐性も、理不尽へ理屈で立ち向かう強さも、理不尽に直面しないと学べない。
・・・・違うかな?
子どもが理不尽に耐えてるとき、周りのフォローは必要なのかも、
理屈ではなくて悪口でもなくて、精神的なフォロー。

最近はちょっと「行きすぎ」と思うことはけっこう親からクレームがついて
先生の方針が納得いくように変わってしまうことも多いので
それも良し悪しなのかもなあ、と思った次第。
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